５月からのダイエットも順調に経過し、ＢＭＩ２２をきったところで安定させている今日この頃。出張中に同行者と夕食を食べているとき、ふと、若いころ自分がどれだけ食べていたかが分かるような先輩の一言を思い出した。『オマエの食いっぷりを見てると、受…

最近、若かりし日の僕を思わせるような食欲がついてきた娘。テーブルにつき、妻に向かって何かを尋ねていた。『ママ〜、ママ〜、おやつは〜？』つい先ほどまで美味しそうに頬張っていた僕の誕生日ケーキは彼女にとってはおやつではないらしい。

関西に赴任するまでは、出張で飛行機を使う機会が多く、せっせとマイルを貯めていた。ある時、マイルレコーダーが認識しないことがあったのでチケットを確認してみると、チケット手配担当の打ち間違いで『シ』が『ショ』になっていた。間抜けな名前で乗らざ…

小学生の時、クラスメイトが転校することになり、各々メッセージを書いて渡すことになった。その子とは仲が良かったので、転校後も連絡を取り合いたいと考えた僕は、答える事ができるようにすればいいのではないかと思い、全て質問形式で書くことにした。３…

「挨拶、どうだった？やっぱり緊張した？」結婚前、妻のご両親のところへ挨拶に行った僕に、興味津々の母がこう聞いてきた。「そりゃ当たり前でしょ。でもまぁ、あの緊張感は分かんないだろうね、昔から顔見知りだった親父やお袋には」 「あら失礼ね。私たち…

「２日目のカレーって美味しいよね」と人から言われ、「あまりよく分からない」だとか「１日目から美味しい」だとか答えてしまう理由は、別に否定したいと思っているからではない。かつての我が家では、どこかの誰かさんが『カレーは喉越し』などと喚きなが…

結婚して間もない頃、妻がカレーを作ろうとしていたとき、実家のカレーはどのように作っていたかと問われた。母の味に似せて作ってくれようとする心遣いはとても嬉しかったが、ポークカレーだったことだけを告げ、無理してあわせなくてもいいと伝えた。１０…

小学生の時、名古屋駅構内のある部屋（多分みどりの窓口がある所）の出入り口のガラス戸をかなり派手に割ったことがある。停車時間を利用してスタンプか何かを押した後、電車に戻ろうと再び走りだしたとき、かなり焦っていたために閉まりかけたガラス戸に思…

若い頃、チャーハンにラー油を大量にかけて食べていた時期があった。社員寮の近くにもお気に入りの中華料理屋があり、そうやって食べていたのだが、『辛チャーハン』なる新メニューが出来てからというもの、「ラー油を無駄使いするな！」という暗黙のプレッ…

転勤になって、しばらく参加していない草野球。投げていた試合で、自ら本塁へ大暴投し、ランナーを２人還して逆転サヨナラ負けを喫してしまったことがあった。試合後の反省会（と称した飲み会）では、完全に僕のミスで負けたということでかなり落ち込んでい…

子供のころから早食いだった僕は、帰省中にも親から何度も 「もっとゆっくり、よく噛んで味わって食べなさい。」 と言われた。｢『はやい⇔おそい』という概念だけで考えれば、『もっとはやく、あまり噛まずに喉越しを楽しむように食べなさい』と、とんでもな…

正確に思い出せないのが残念でならないが、こんな年賀状を貰ったことがある。−−−−−−−−−− 新年明けましておめでとうございます。去年は大変お世話にな・・・えーい！くだらん！やめだやめだーーっ！ −−−−−−−−−−ユーモアのつもりなのか、定型文に飽きてしまい…

中学生の頃からコンタクトレンズをつけるようになった。視力がよくコンタクトレンズについては無知な母であったが、つけっぱなしで寝てしまうと危険だという知識はあったらしく、何度も注意してくれていた。「目、外した？」そりゃ外せないよ。

もう辞めてしまったＦさんは風俗好きで有名だった。福岡出張などではトラブって深夜にホテルについてもそこから中洲へ出かけ、翌朝石鹸の香りを漂わせながら出張先へ出ていたほどらしい。「そういうとこ、少し前から行かないようにしてるんや。」そう言い出…

父親が５人兄弟の末っ子のため年上の従兄弟が多い。親戚で集まる機会には結構な人数になるため大変賑やかだ。最近では僕も含めてそれぞれに家族ができていることもあり、その新しい家族を交えてお互い幼少時代の話もする。僕が４歳くらいの頃、一番上の伯父…

関西に転勤が決まり部屋探しをしにきた時、案内をしてくれた某大手不動産のＳさんは、４０才前後に見えたのだが転職したばかりらしかった。「この物件、広いんだけど、あんまり光が入ってこないみたいですね」 「そうなんですよ〜、でも、ご希望どおり１階で…

我が家には、おじいちゃんがいる。彼が我が家に来てから、かれこれもう６、７年が経とうとしている。我が家に来たばかりの頃の彼はとても頼もしく、分からないことがあればいつでも教えてくれ、一緒に仕事を手伝ってくれたり、家計簿をつけてくれたり、音楽…

草野球の市民大会などでは、試合後にチーム審判を１人出さなければならないことが多い。ある時それにあたり、試合後の反省会に遅れていくことになった。毎試合お決まりの、いつものところに行くとチームの誰もおらず、店の人にきいたら「お越しになりました…

中学時代、授業を受けていると後ろの席からヒソヒソと声がした。「・・・ツモった」 「・・・マジで？」 「・・・ほら、みてみ？」 「・・・ほんとだ、ツモってる！」もう少しで「授業中に麻雀かよっ！」と注意するところだった。その年の冬はとても寒く、外…

前の職場の同僚Ｈさん（女性）。年下の先輩だったが一年しか違わなかったこともあり、同期のような感じで接してくれていた。「こないだね、寄生虫博物館に行ったんよ。サナダ虫とかホルマリンに入ってて 気持ち悪かった〜。」 「へぇ、そりゃ確かに気持ち悪…

関東に住んでいたとき、近くにトリックアートミュージアムがあった。その名のとおり、錯覚を利用した芸術作品を集めた博物館らしい。”らしい”というのは、看板だけはそこかしこで見るものの、博物館自体を見つけられず、結局一度も行かなかったからだ。ん！？…

前の職場で同い年の後輩だったＴ君。彼は入社して初のグループミーティングで「僕はかなりの毒舌ですので何かと失礼があるかもしれません」などと挨拶して、朝っぱらから課の空気を凍りつかせていた。事前に断っとけばいいってもんじゃないが彼なりの自己防…

禁煙して悪影響だったのがかなり太ったこと。ダイエットを決意して朝晩のウォーキングに炭水化物カット、スポーツジム通いで、減量幅は、ＭＡＸ ９１ｋｇ、２７％ ↓ ＭＩＮ ７０ｋｇ、１３％と結構なもの。ただ、意外とあっさり落ちるもんだと油断した途端に…

ワーキングホリデーとやらで、98年から数年の間海外に行った元同僚。彼は会社を辞めたあとすぐオーストラリアへ行き、そのワーホリとやらが終わると今度は貯めたお金でそのままアジア各国を周り、その後日本に帰国した。「なんかそこら中に”だんご”が溢れか…

なんとなく口もとが寂しいだとか、食後に一服どうしても吸いたくなるだとか、気がつくと手がライターを探しているだとか、幻覚を見るだとか。いろいろな話を聞いていたので、どんな中毒症状がでるのか半ば興味本位で中断した煙草。あれから２年半。最初の数…