争奪

座椅子に座りテレビを見ていると、『遊んで〜』と言いながら娘が近寄ってきて、僕に馬乗りになった。その瞬間、視界の端で息子の目が光るのを感じた。息子は即座にいじっていたブロックを放り出すと、僕と娘の方へ『○○クンも〜っ!!』と叫びながらダッシュし、そのままフライングボディアタックを浴びせた。その後も僕の体力が尽きるまで延々と続く、本人そっちのけのマウントポジション争奪戦。

本人が参加できないマウントポジション争いに、帰宅後もヘトヘトな今日この頃。日々パワーアップしていく息子のフライングボディアタックに、いつまで耐えられるのだろうか。