先日、ふとしたきっかけで桃太郎の話を再確認することがあった。おばあさんが拾った桃から産まれた桃太郎が、犬キジサルをキビダンゴで釣って鬼ヶ島へ鬼を退治しに行くという、うまく纏めれば数十文字で終わる物語である。

特に迷惑もかけず、離れた島で暮らしている者たちを退治する方が、余程鬼のようだと思うのは僕だけだろうか。