火が出る

ウチの会社は慰安旅行に行かない人のために食事会が用意されている。今年は京都で、懐石料理と舞妓さんを呼んでの芸者あそびだった。そういった遊びに不慣れなため、舞妓さんを前にしてしどろもどろになる僕を見かねて、上司のSさんが、話のネタをフォローしてくれた。

「コイツ、もう子供おるんですわ」
「へぇ、おいくつなんどす?」

「34です」

顔から火が出るってこういうことか。