『もう３５歳でしょ。いい加減その言い方やめたら？』妻に依頼された内容に対して納得できず、目的の明示と方法の再考を求めたところ、その口調について逆に指摘されてしまった。あまりに身勝手な依頼だったためやんわり拒否の空気を醸し出したつもりであっ…

『何なら私が運転してもいいんだよ？』運動会の会場まで車での送迎を頼まれたが、駐車場も無いみたいだし近いから皆で歩いて行こうと提案してみたところ、妻にこう言われたのだった。もし言うとおりにしたところで、車を置いて自転車で往復するのが僕だとい…

誕生日プレゼントに、ズボンを買ってくれると言い出した妻。今使っているズボンがあんまりな状態だということで購入を検討してくれたようだった。ずいぶん前から尻に穴があいてしまっていたことは先に言っておいて欲しいと思った今日この頃。

数個の柔らかい玩具のボールで遊んでいた娘が、転がった２つのボールを抱くようにして言った。『おっぱいつかまえた〜！』まさかおっぱいが逃げるものだったとは。ママに持ってってあげたら？と言いかけたが、チラリと視界に入った妻の目がそれを許さなかっ…

『おやすみばんちょうっ！』２週間ほど前から、言葉尻に『ばんちょう』をつけるようになった娘。妻に聞いてみるとこれは幼稚園で覚えてきたものではないらしい。これを流行らせようとしている、妻の意図が全く分からない今日この頃。いったい何を企んでいる…

妻が２時間のペーパードライバー講習を受講するため、有給休暇をとり留守番。ペーパードライバー講習は２時間×２回しかなく、前半は教習所内で行い後半は教官がOKと判断した場合、路上に出られるのだそうだ。こういう妻なので、おそらくは路上に出てくること…

夜、息子の寝かしつけを終えてリビングに戻ると、妻が眉間に皺を寄せながら本を見ていた。チラ見してみると、どうやらそれはペーパードライバー向けの教則本の類のようだった。『ねー、クラッチって何だっけ？』とりあえず無期限の運転禁止を申し渡すことに…

かなりやる気で道路標識を勉強し始めた妻。かれこれ十数年、着々とペーパードライバー暦を伸ばしてきた彼女であったが、頼れる交通手段がほぼ自転車だけという状態を打開したいらしい。『高校の同級生の中で一番早くとったんだよ』ボールを僕に向かって投げ…

幼稚園で覚えてきたと思っていた『パパのウン○！』という言葉は、後日あるDVDの影響であることが分かった。ただそのDVDを見せるのを止めても娘がその言葉を叫ばなくなることはなく、最近更に『パパ』関連の単語が一つ増えてしまったのだった。『パパゴリラ！…

パソコンに向かっていたとき背後で嬉しそうな声がしたので振り返ってみると、家事が一段落した妻が息子の相手をしていた。『○○くん、今日は４歩も歩けたねぇ〜スゴイねぇ〜』その状態を見たらおそらく大多数の人が『それは歩けたというより、歩かされている…

先週、妻と娘が買い物中に、同じように子供を連れた幼稚園のママ友達とバッタリ出くわしたのだそうだ。娘は幼稚園の外での遭遇に、たいそうはしゃいで喜んでいたらしいのだが、その相手の男の子はかなり嫌がっていたらしい。娘の社交能力が心配な今日この頃。

『パパ、きらーい』先日、妻がB'zのライブに行っている間、娘・息子と３人で留守番をすることになったとき娘は言ったのだった。『○○くん（息子）も、おじいちゃんも、おばあちゃんもみんなきらーい。ママだけ、すきー。』眠いので駄々をこねていただけだと妻…

帰宅すると娘がある言葉を連呼していた。幼稚園で覚えてきたらしく嬉しそうに繰り返している。覚えてしまうほどに、『お気の毒ですねっ！』と連呼する必要があるのは、一体どんな場面なのだろうか。

実家へ帰省したとき、ウチから送られてくる息子の写真を見て、『シャキッとした顔はしてないよな』と父が言っていたと妻に告げた。『ハッキリ言ってほしいよね』両家の間で、娘は僕に似ていて息子は妻に似ているという共通認識があることを考えると、父はか…

娘にもついに訪れた、恐怖の『なんで？』『どうして？』連発期。妻によると帰省している頃から増えてきたのだそうだが、今はまだ、ごく簡単な質問で回答に困ることはない。『なんでパパはお手伝いしないの〜？』数ある質問の中の幾つかに、妻の影響を強く感…

『ちょっとそこのコップ取ってくんない？』流し台で洗い物をしている妻に、冷蔵庫の傍から頼んでみたのだった。何も言わず妻が差し出したのは、コップの隣に置いてあった、先ほど僕が飲み干したばかりの缶ビールの空き缶であった。帰ってきてから一週間近く…

先頃１歳を迎えた息子は、どちらかというと妻に似ているのだが、笑うとただでさえ細い目はさらに垂れ、今にも涎が零れそうなほど口元がゆるむ。そういったところも可愛く見えるのは、きっと親バカなのだと理解しているが、妻の母の『エロ親父みたい』は言い…

『あー、オレなんでもいいや』１ヶ月の帰省から帰ってきたその日、妻は長旅で疲れたということでコンビニに寄って家族分の弁当を買うことしたのだった。残り物処理のため、その日まで３夜連続で食べていたスパゲッティを選択できる辺りが無駄な勘の良さであ…

午後のフライトで帰ってくる妻子を迎えるために休暇をとって伊丹へ出向いた。肉声のない一ヶ月の生活で、今は妻や子供達の喧しさを楽しみにしているが、いつまでそう思っていられるだろうか。

友達に会いに出かけようとする度に、娘が『行かないでぇ〜！』と号泣して困惑しているという内容のメールが、帰省中の妻から届いた。肉声が全く聞こえない生活で寂しさを感じている僕にとっては、ある意味羨ましくも思える。８月下旬に彼女等が帰ってきたら…

妻が楽しみにしていたＢ’ｚのライブも終わり、本日妻と子供達が帰省した。１ヶ月間自分の時間が持てるということで多少楽しみにしていた部分はあったが、見送り後数時間でこれほどまでに寂しくなるものとは思っていなかった。『帰った途端に家が静かになり予…

『飲みたい』 『もうダメ』 『ダメじゃないだろ』 『さっき飲んだでしょ』 『ちょっとだけだろ』最近、飲み物をねだる娘の口調が親父に似てきたのが非常に心配である。

この一件から二週間余り、家に居る日はただの一日たりとも『パパのウンチ！』と言われない日がない。僕のどの辺りに『ウンチ』の要素が付加されているのかは未だに謎だが、毎回風呂上りに言われているところがとても気になっている。

先週、良く見ると専用ということでもなかったのだが、焼そばを作ったら美味そうだと思える中華用太麺を見つけたので購入してみた。どうせなら好みの味に仕上げたいので、同時に購入した焼そば用ソースを使って自分で作り、家族に振舞ったのだった。『塩辛く…

近所に親族が全くおらずちょっとした用事も頼めないこともあり、息子が小さい間、妻が僕に何か手伝ってもらいたい時には、頼めば必ず手伝うというルールを運用している。ただ、『気を使って頼まなかった』時のことまで、『手伝ってくれてない』ことにされる…

娘の幼稚園の夏休みにあわせて７月末から約１ヶ月間、妻と子供が帰省することになったが、嫌がらせとも思える休日の少なさから帰省先へ合流することもかなわなそうな気配である。『１ヶ月間も自分の時間ができて羨ましい』と妻は言うが、ここ最近の心理状態…

休日に子供たちと過ごすと、娘の語彙がどんどん増えてきているのに気付かされる。やはり外の世界は刺激があるようだ。着々と増加している語彙の殆どが相変わらず下ネタばかりだというのが玉に瑕である。

幼稚園に通いだして２ヶ月半で、早くも言葉の端々に関西弁のイントネーションが混ざりつつある娘。『全く！ゲームばっかりして！』説教のときだけは妻の口調そのものである。

最近だんだんと息子の顔が妻に似てきた気がして、それを告げたところ妻はマンザラでもない顔をしていた。そう思った理由が『ボンヤリとした間抜な笑顔』だということは言わないことにした。

娘の幼稚園の土曜参観に行ってきた。狭い園庭を使った小さな運動会みたいなものが予定されていて、玉入れなどをすることになっていたようだが、結局見ることができたのは行事に参加できないほど妻に甘え、全く離れようとしない娘の姿のみであった。ある意味…